ハピネス岡野
戦略について
以前も書いたが、戦略とは、戦いを省くもの。
戦わずして勝つ。
いかに少ない工数で、最大の効果を生み出すか。
例えば大資本があるところなら、戦って勝つ事が可能。物量勝負で敵が兵糧尽きるまでやりきれば勝てる。また、資本が沢山あれば、創意工夫せずとも数打ちゃ当たる戦法で、とにかく色々やってみて、当たりくじを探す。
しかし、我々ベンチャーの戦い方は、できるだけ、少ないリソースで、最大の結果をださなくては、ならない。
リソースが少ないので、無駄撃ちしている余裕はない。
だから、吉田さんは、いつも切り口切り口いう。
切り口が鋭ければ、貧弱な竹槍でも相手に致命傷を負わせられる。
これを意識すると、普段の仕事自体が常に戦略思考。
常に複数の目的を満たせるように行うように意識しなければならない。
一般的に仕事が早い人は、普通の人が10やるところを、他の人の半分の時間でやるイメージ。だから20できる。
だけど、戦略的に仕事をする人は、同じ時間で他の効果を生み出す。
だから、10の仕事だけして、効果は50とかになる。
例えば、今、私は、POLさんに人事のアドバイスをしているが、この内容自体はかなりの部分ライフペッパーにも応用が効く。
なので、polさんとの定例ミーティングにも
のりさんに出席してもらえば、一石二鳥になる。
このように複数の目的、効果を重ねていくことによって、やることは同じでも、かなり差分が発生してくる。
一つ一つ地層のように重ねていくことによって、作業スピードはあげなくても、大きな結果を生み出せるようになる。
皆さんも、普段の仕事で立ち止まって考えてみれば、沢山の要素を重ね合わせることを思いつくはずなので、ぜひ意識して取り組んでみてくだされ。